最初に、新規プロジェクトファイルを作成する。プリセットで用意されたものを使うという手もあるが… 慣れないうちは、細かい設定が面倒なので、ここではデフォルトで Normal を選んで、適当な名前を付けOKをクリック
すると…オーディオトラック×2 MIDIトラック×2 合計4トラックが自動で生成される。 オーディオトラックは、マイクやライン入力またはCD等の外部音源だけではなく、音声ファイルのインポートや D-Proや他ソフトシンセを鳴らす時にも使われる。ただしWINDOWSの内部MIDI音源(GSやXG)を使用する場合は必要がない。
ここでは、プラグインシンセをドラム音源に使用するので、ツールボタンのシンセラックをクリックして、VELOCITYを選び、挿入オプションのメニュー画面を画像のように設定する。[ウィンドウ表示]のみチェックを入れ→[トラックを作成]のチェックは外し→余計なトラックを挿入させないようにする。こうしておくと設定変更の際に、混乱しないで済む。それからバスのルーティング用に、トラックインスペクタの表示設定タブ(画面左下)を開き、input output にチェック入れる。その他は、必要に応じて表示させておくと良い
[OK]をクリックすると下のように VELOCITY の画面が現れる。取り合えずプリセットから適当にドラムキットを選択しておく。 VELOCITYは、各パッドをマルチアウトさせることもできるので、バスドラ・スネア・ハイハット・タム・シンバルなど、個別のエフェクトをかけてトラックダウンしたい時に便利。これについては、トラックのエフェクト処理の解説時にでも紹介したいと思う。
次にMIDIトラック1にVELOCITYを接続する。方法は何通りかあるので、状況に応じて使い分ける。画像では、2通りの接続方法を示してある。
1.画面右は、トラックビュー部分をダブルクリックしてプロパティメニューからの設定
2.画面左は、インスペクタメニューからの設定
インプットは、MIDIキーボード等がつながっている場合のみ選択可能となる。ここではSONAR単体のみなので[なし]となっている。アウトプット側 VELOCITY を選んでOKを押す。バンクセレクトやパッチ等は、外部MIDI機器やMicrosoft GS synth を使う場合の設定項目なので無視して構わない。
次にAudio1の設定をする。プラグインシンセは、オーディオトラックへルーティングしないと音は出ない。先ほどと同じ要領でインプットに VELOCITY Primary Out : Stereo を選ぶ。アウトプットはデフォルトでスピーカーOUTが選ばれているはずなので、基本的にそのままで構わない。後でトラックダウンする場合は、一旦マスターバスへ送ってからスピーカーOUTへ出力する。これについては、マスタリングの項目で解説する予定
以上でプラグインシンセの設定は完了。ただMIDIデータが空なので、このままでは何も音は出ない。次にリズムトラックデータの入力を行う。再びMIDIトラック1を選択し、今度は、鍵盤のアイコンボタンを押し、ピアノロールを起動させる。
MIDIキーボードがあれば、リアルタイム入力で簡単にリズムトラックを作ることができるが…ここでは、マウスクリックを使ってステップ入力をするため、画像で示した2つのアイコンボタンをクリックし、スナップ・グリッドの設定画面で音符の基準単位を16分音符にし、絶対時間やその他にチェックを入れOKを押す。

通常は、マウスで音符をひとつづつ入力するのだが、ブラシパターンを使うと画面上をドラッグするだけで簡単に入力ができる。またパターンベロシティを使うと自然なアクセントを自動で付加してくれるので便利。後は、入力された音符を曲のイメージに応じて編集すればリズムパータンが出来上がる。プレイバックしてOKテイクなら完成
続いてベースラインを作成してみよう ベースラインの作成に進む