DTM/DAW Project

SONAR 6 LE の使い方 (初歩的な操作)

□ アルペジオ・コードプログレッションの作成

ベースとなるトラックの作成が完了すれば、後は、単純に音を重ねてエフェクト処理をしていくだけで、音楽理論や知識を知らなくても、誰でも簡単に楽曲ができてしまう。これがDAWの面白さと凄さではないかと思う。もっともこんなことを書いていると…エスタブリッシュな考えの人たちからの批判は免れないだろうけれど「感性と直感こそ、DAWのもっとも重要なツールだ」…西洋音楽の基本形は、ルート上に3度づつ音を積み上げていけば形になってしまう。要するに、ここでは単純に、ルートC上に、3度5度7度と3つ音を重ねたトラックを作り、それをアルペジオネーターで分散させるだけで十分ということになる。

さて次は、ポリフォニックタイプのプラグインシンセを新規トラックへインサートする。単音フレーズやアルペジオだけなら Triangle II のような2ポリシンセでもOKだが、コードを入力するので Project5 LE にインクルードされている PSYNII をシンセラックへ登録しておこう。ただしこれまでと違って、新規作成されたトラックへ挿入しなければならないので、挿入オプション画面で、下の図のように [ソース用MIDIトラック] と [マスターアウト用オーディオトラック] の項目にチェックを入れてOKする。

すると…新たに2つのトラックを作成しつつ、プラグインシンセも同時に挿入してくれる。とても便利な機能だが、同じシンセを複数使用する場合、またシンセラックから削除した時(トラックはそのまま残る)など、どのシンセがどのトラックに割り当てられているのか、把握しにくくもなる。トラック名の変更等も忘れずに行う必要がある。

次に、ピアノロールの入力ツールを使って、全音符で1小節 下図のように E3 G3 B3 と入力する。
 ※ルート音はC3なので E3 G3 だけでも構わないが…他のスケールへの展開を考え、ここでは、あえて 7th を入れた。

和音入力が完了したら、ベースラインの作成で説明した時と同じ要領で、1小節分のクリップをループ化し、さらに4小節まで拡張する。次は、4小節目をアルペジオにするために、マーカー4(C)へジャンプし、タイムラインを右クリック、メニューからクリップの分割を選び、下図のように[マーカーで分割]をチェックしてOKする。これで指定箇所からクリップが切り離され、4小節目だけにエフェクトがかけられるようになる。

続いて、4小節目のクリップを右クリックして、メニューから >>> → エフェクト処理 → MIDIエフェクト → Cakewalk FX と進み… Arpeggiator をクリック(下図のような画面が現れる)

Arpeggiator を設定する。プリセット 16th Pulse を選んで、だいたい下のような感じで設定する。もちろんデフォルトでも、自由にエディットしたものでも構わない。この辺りは、自分の好みや感性が問われる。OKすると、MIDIデータは、書き換えられ、4小節目だけが、アルペジオに変化する。

最後に、再度ピアノロールを使って、ベロシティに細かいニュアンスを付け加えれば完了。プレイバックして確認する。

以上で、基本的なトラック作成は終了。次回は、簡単なオーディオトラックの録音とオーディオクリップの編集について解説する。

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