次に、録音用の新規オーディオトラックを作成する。ウィンドウメニューから[挿入]→[オーディオトラック]を選択クリックすると、これまでのトラックビューに新たなオーディオトラックが作成される。
デフォルトのままでは、マイク入力デバイスは接続されていないので、下のように、インスペクタ部分をクリックしてLeftマイク入力を選択する。(通常デフォルトのマイク入力デバイスは、Leftモノラルとなっている)ステレオを選択しても片チャンネルになってしまうので注意
「設定を何度も確認したのに…マイクで録音した時のレベルが小さくて…」という話をよく耳にする。何が原因かわからないケースが多いらしい。個人それぞれが使う機材や環境も違うことなので、あまりいい加減なことは言えないが、大抵の場合は、およそ次のような原因が考えられる。
1 は、キャノン(XLR端子)ケーブルに換えることで解決する。より確実な方法は、ダイレクトBOXを使う。TRSフォンケーブルは、内部結線の方法が2種類あり、使用機材に合わないことがある。
2.については、ダイナミックマイクロフォンを使用している場合に考えられるケース、インターフェース側でいくらゲインを上げても、SONAR側のトリムを調整してやらないと思ったように録音レベルは上がらない。
3.これは単純な問題で、位相干渉で音が小さく録音されてしまうケース。モノラル入力に設定すれば解決する。
オーディオインターフェースを使用する場合は、以上の点を確認してから行うと良い。 それからPC用マイクを使用する場合には、パソコン側のマイク設定にも目を通しておく、[スタート]→[コントロールパネル]→と進むとサウンド設定のアイコンがあるのでクリックして画面を開き、マイクの入力レベルをチェックしておく
続いて、録音ボタン[R]をオンにし、マイクテストを行う。レベルメーターを見ながらピークレベルが 0dB 手前で止まるように、トリムゲインを調整する。この時レベルメーターを右クリックし表示を-12dBにするとピーク部分が見やすくなる。
録音スタートは、トランスポーターの[●]ボタンを押すと始まる。ドンカマが設定されていれば、最初にクリック音のカウントが鳴る。録音をやり直したい場合は、アンドゥボタンを押すか、または Ctrl+Z で録音前の段階に、いつでも戻ることができる。
録音後のクリップレベルが小さい場合や、クリップの音量全体を上げたい時は、ノーマライズをかける。まずオーディオクリップをクリック選択し、ウィンドウメニューから[プロセス]→[オーディオ]→[ノーマライズ]を選択クリック
…すると下の画面が現れるので、レベルを決めてOKする。ただしノーマライズは、コンプレッサーと違い、ノイズレベルも一緒に増大してしまうので、あまりかけ過ぎないようにする。
クリップを直接編集し、録音されたオーディオデータの不要な部分(ノイズや雑音等)を削除する。 トラックが増えてくると表示スペースが足りなくなる。そういう時は、選択トラックのみを表示させ、波形を編集しやすいように拡大する。以下の下図に示すツールボタンをクリックすると他のトラックを非表示にさせることができるので覚えておくと便利。
表示を元に戻すには、[表示を戻す]ボタンをクリックするか、トラックマネージャーを使って元に戻す。
またトラッククリップを拡大するには拡大ツール(虫眼鏡のアイコン)を使うか、あるいは、SONAR本体画面の右下の(下図の赤枠で囲まれた箇所)はズームフェーダーと呼ばれ、クリック&ドラッグで選択トラックを拡大縮小表示させる便利な機能が付いている。
クリップを何度か再生して、不要な箇所が見つかったら、その場所へ現在タイムを移動し、波形をズームする。次に、スナップグリッドツールをクリックして必ずオフにしておく、これを怠ると波形の選択がままならなくなってしまう。続いてマウスカーソルで選択開始位置を決め、Alt キーを押しながら選択終了位置までカーソルをドラッグする。マウスボタンを放すと選択箇所は、オーバーレイ(グレーの部分)表示され、編集が可能な状態となる。
後は、DELキーまたは右クリックメニューから削除を選んで、不要な部分を取り除く。カットされた部分は無音となる。逆に、必要な部分のみを選択→カット→ペーストしても構わない。また繰り返しペーストすれば単純なループを作ることもできる。
次は、不要部分をカットして分割された波形をつないでひとつのクリップにする。
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